Browning Hi-Power MkIII
ブローニング・ハイパワー Mk3

製造元:JAC
全長 :203mm
全高 :
重量 :620g
総弾数:13発
値段 :16,500円
機構:ガス、ブローバック

実銃の話:
 実銃は1927年生まれのブローニングハイパワーの改良型で、。グリップパネルの形状のほか、大型化されたセイフティ、ドーブテイル・リアサイト等、古いタイプのハイパワーとは各所が異なっている。9mmオートとしてはかなりパワーのある拳銃で、同サイズの拳銃と比較すると弾速が速い。
 かつて英軍が採用していたほか、公用・軍用としてもしばしば使われている。

エアガンの話:
 JACが作っていたブローニングハイパワー(以下、HP)シリーズの一つ。JACは小林太三(タニオ、コバ)氏によるブローバック機構でHPを8種類も出していた。MkIII(16,500)、MkIIIスペシャル(17,800)、ステンレスシルバー(19,800)、ターゲットI、ターゲットII(39,000)、ノバックスペシャル(17,800)、ハーフシルバー(19,500)、ミリタリー(18,800)である。もっとあったかもしれない。
 ブローバックの感触は速く鋭い。重くはないが、かなり強い。実射性能をみると、パワーや命中率はあまり良くない。下に当たる。トリガーはやや固い感じで、ある意味ハイパワーらしい。
 ABS樹脂製だが、塗装が綺麗。また、ポートやハンマーなどの金属パーツの出来も良い。サイトはアジャスタブルサイトと交換できる(試した事はないが)。ノーマルサイトにはホワイトドットがあるのに、アジャスタブルサイトには無いのが難点か。あと、マガジンキャッチのかかりが悪いことがある。この銃の一番良い点はグリップパネルで、非常に握りやすい。
 なお、JACのハイパワーシリーズ共通の欠点として「スライドが動作中に後ろに吹っ飛ぶ・金属パーツが錆びやすい」というのがある。この点、サンプロやタナカのハイパワーを買ったほうが良いと言える。

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