実銃の話:
アメリカ特殊作戦司令部(U.S.SOCOM)の立案による特殊部隊用拳銃の開発プロジェクトOHWS(オフェンシブ・ハンドガン・ウェポンプ・システム)でトライアルされたH&Kの拳銃で、ファイズUのトライアルに提出されたもの。量産モデルとはスライド、刻印など細部において異なっている。重くてかさばるが、カタログスペックは下手なカスタムガンを上回る。
トイガンの話:
またよりによってなんでこんなマイナーなモデルを、とつくづく思う。スライドだけでなく、フレームやセイフティなども新規パーツになっている。フェイズUを極めて忠実に再現したモデルである。箱は元のソーコムピストルのものに「ABS
MODEL/Mk23/PROTO TYPE Phase U」のシールを貼っただけ。内部機構は従来と同じ。細部は変更されているようで、例えば以前のモデル(HWモデルなど)では真鍮色だったインナーバレルが黒になっている。従来のソーコムを持っていないので比較できないが、改良点は他にもあると思われる。
撃った感じ、グリップは確かに大きいが握りにくくはない。動きは快調だが、反動はWAのハイキャパなどと比較すると弱く感じる。ハードキックでもこの大きさはキツイか。トリガーの感覚は結構良いと思った。試射した結果は5mで4cmに収まった(ただし暑さで朦朧としている時の記録)。なお、フラッシュサプレッサーは全くの趣味でつけている(外国のサイトの写真で付けてるのを見て格好良いと思ったので)。 |