Cz 75 Concentrator
Cz75 コンセントレーター

製造元:MGC
全長 :mm
全高 :mm
重量 :? g
総弾数:22発
値段 :24,000円
機構:固定ガス

 今回紹介するのはMGCのCz75コンセンtレーターだ。
 MGCがかつて発売していたマッチ用カスタムCzで、固定ゆえに命中精度が良い。

 元の銃はCz75だが、MGCの判断でマッチ用のパーツを多数入れて独自のカスタムになっている。
 発売時(1988年)は高額な商品だったが、2003年現在では安い中古をよく見かける。

 まず目をひくのはフレームにマウントされたコンペンセイター兼スタビライザーだ。
 これは実際結構重い。しかしポートの穴がいい加減で、もし実銃だったらちゃんと機能するのだろうかと思うが…。ダットサイトを装着する場合はスタビライザーにつける。
 Cz75B以前のCz75の最大の欠点であるフロントサイトは大型化、リアサイトはミレットのフルアジャスタブルサイトになっている。また、セイフティは指のかかりが良いカスタムパーツに、ハンマーはリングハンマーになっている。

 なんとバレルにはBAR-STO社の刻印が。
 当時BAR-STOにCz75のカスタムバレルがあったのだろうか。
 あの頃はカスタムバレルと言えばBAR-STOばかりだった。

 最大の謎はスライドの刻印。
 DVCとはカスタムメーカーだろうか。それともまさかIPSCのDVCのことだろうか。

 謎はさておき、この頃の固定ガスガンの命中精度は今でも現役で使える。
 精度のいいCz75を競技用に…という当時の夢(あの頃、実銃の世界でもごく一部、そういう試みをする人達はいた)をエアガンの世界で実現した品だと言える。

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