Springfield Armory FBI Bureau Model
スプリングフィールド・アーモリーFBIビューロ・モデル

製造元:MGC (TAITO)
全長 :230mm
全高 :
重量 :590g(ABS)/620g(HW)
総弾数:6(+1)発
値段 :21,000円(ABS)
機構:モデルガン


上HWモデル/下ABSモデル

 今回紹介するのはMGCのモデルガン・FBIビューロモデルだ。
 しかもABSとHW樹脂の二種類がなぜか手元にある。

 元となった実銃については拙稿FBIの拳銃で触れたので説明は省く。
 私が好きなガバの一つだ。

 MGCはまずマグナブローバックのガスガンでFBIスペシャルを出した。
 1999年のことだ。しかしあまり似ているものではなかった。
 大体、マグナポート付き6インチ銃身という時点で間違っている。
 そのFBIスペシャルと異なり、その後登場した同社の発火モデルガンは刻印から各パーツに至るまで実銃通りのスタイルとなった。

 こちらが早い時期に発売されたFBIビューロのHW樹脂モデル。
 限定生産品で流通量が少なかったため、あまり見ない。定価も不明だ。
 グリップには実銃通りスプリングフィールド社のウッドグリップをつけてある。
 実銃は当初キム・アーレンの同形のグリップがついていたと言う。
 刻印がかなりはっきり刻まれており、リアリティ溢れる外観だが、フロントサイトとマガジンが実銃のそれと異なるデザインである。それと、このマガジンはスプリングフィールド社製マガジンの形状だが、実際FBIで使われているのはウィルソン社のマガジンだ。

 これは後に出たFBIビューロのABS樹脂モデル。
 グリップはもともとついているプラグリップで、なぜか赤い。
 いくら何でも赤はないだろう、と突っ込まずにはいられない。
 こちらはグリップセイフティやフロントサイト、マガジンのデザインが違う。
 グリップセイフティはHWモデルのほうが実銃に近いが、それ以外はABSモデルのほうが実銃に近い。また、ABSモデルのほうは刻印がかなり薄い。

 以上のように、どちらのモデルも不満がある。
 だが、二個イチにすればかなりその不満は解消されるのだ。

 そんなわけでHWモデルにABSモデルのサイトをつけ、マガジンを交換した。
 これでちゃんとしたFBIビューロの完成だ。


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