H&K P7M13 Schumacher custom

製造元:MGC
全長 :238mm
重量 :940g
総弾数:15発
値段 :19,800
機構:ガス、ブローバック

実銃の話:
 昔のMGCのカタログには由来があったはずだが、今となっては確認できない。コンペンセイターと調節可能なサイトが通常と違う部分。それにしてもこのシューマッハとは誰の事なのかが気になるところ。
 P7自体はあまりに独特のメカニズムゆえにドイツ以外の公的機関で受け入れられることはほとんど無かったようだ。ドイツではGSG9や警察などで用いられている。パーツ点数はこのサイズの銃にしては多いが、パーツの造りが良く、破損や故障は少ないと言われる。実銃についてはChris's Unofficial H&K P7 Websiteに詳しく紹介されている。

トイガンの話:
 1992,3年頃、MGCはH&KのP7M13をガスブローバックモデル化した。ABS樹脂15500円、ヘビーウェイト17500円、ステンレスモデル19000円、シューマッハカスタム19800円のバリエーションがあり、これらは現在中古市場や店頭在庫で入手できる。結構数が出まわっているので、間違っても高く買ってはいけない。
 HW樹脂のP7M13は重量感があり、ぜひ一度見て欲しい一品。ただし、集弾性やパワーは無く、室内撃ちで楽しむ専用。モデルガン的な楽しみ方に向いているのかも。
 P7に特徴的なのはグリップ全面にあるスクイズコッカーで、これがセイフティであり、同時にスライドストップのリリースでもある。中古ではこのスクイズコッカーが壊れてり、動作がおかしかったりするものが見られる。グリップは前後幅が大きく、手の小さい人には全く向かない。
 なお、コッキングインジケーターは形だけで全く作動しない。さすがに当時の技術では無理だろう。

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