Smith & Wesson M36 Chief's Special
S & W M36 チーフスペシャル"トワイライトクローム"

製造元:タナカ
全長 :160mm
全高 :41mm
重量 :350g
総弾数:10発
値段 :19,500円
機構:ガス(ペガサス)

今回紹介するはタナカのチーフ・スペシャルだ。
英語の綴りどおりに言えばチーフズ・スペシャルなのだが、連続するSの発音はほとんど一緒になることが多いのでどっちでもいいだろう。

チーフというのはスナブ・ノーズリボルバーの代表で、これまで数多くのモデルガン・ガスガンが出てきた。これ以上人気のある小型リボルバーはないだろう。
昔も今も映画やTV、漫画、アニメに登場する。
実銃では「バックアップ専用だが、習熟すればかなり使える」というイメージだろうか。
短銃身のリボルバーは照準が短いので狙いにくい。最も、近年はグリップなどにレーザーサイトを仕込むことでその弱点を克服することができる。
護身用の拳銃として今も活躍し続けている名作だ。

タナカのガスシステム「ペガサス」が登場した時、チーフの商品化を希望する声も多かったと思う。当然の流れでタナカはチーフをペガサス採用のリボルバーとして出した。
タナカらしくかなりバリエーションも出ている。
その中で私が買ったのはトワイライトクローム・フィニッシュモデルだ。
ミッドナイト(深夜)ブルーに対応してトワイライト(薄明)クロームとつけられたのだろう。
マルイのバイオハザード限定デザートイーグル(6インチ)のシャドーステンレスの黒味を増したような仕上げだ。
タナカは使い込んだ銃のイメージを出したかったようだが、かなり綺麗な仕上げなのでそうは見えにくい。
しかしかなり鉄らしい金属感で、面白い外観になっているのは確かだ。
ホーグのラバーグリップが標準で付属しているが、ウッドグリップに換えても似合うだろう。

なお、例によってトリガーガード内のパーティングラインが薄く残っている。
これはもうタナカの伝統芸なのだろうか……。

パワーのあるペガサスを採用しているとは言え、実射では5mでターゲットペーパーに何とか収まるか?と言う程度。
しかし元々遠くを狙う銃ではないのだし、雰囲気重視なので問題はない。
若干の問題はあるが、タイトな作り、全体的に締まった外観と、タナカのチーフは今までのチーフの決定版と言えるだろう。

前ページへ戻ります
inserted by FC2 system