SIG SAUER P229 (HW)
シグ ザウエル(ザウアー) P229

製造元:Tanaka works
全長 :178mm
全高 :136mm
重量 :660g
総弾数:15発
値段 :20,000円
機構:ガス、マグナ・ブローバック

今回紹介するのはタナカのSIG P229だ。
前から欲しかったのだが、なかなか機会がなく買うことが出来なかった。
2002年の激震祭でジャンク品を購入、同じくジャンクの同社P228からパーツを取って再生したのがこのP229だ。
共用パーツが多いこのシリーズは内部パーツの流用が簡単にできるのだ。

まずは実銃の解説を。
SIGのP229はコンパクトモデルだが、他のP220シリーズよりも強度のあるスライドでハイプレッシャー・カートリッジに耐えられる設計だ。40S&Wや357SIGを使用するバージョンがある。
このスライドのためもあって、P220系では一番高額の商品となっている。
まさにプロのために拳銃だと言えるだろう。最も、高いので制式採用している公的機関はあまりないようだが……。

タナカらしくリアルな外観。刻印はやや薄い感じ。

同社のP226(上)とP229(下)の比較。サイズだけでなく、トリガーガード、スライド、グリップパネル、マガジンエンドの形状が異なることが分かる。
P226のグリップはラバー、P229はプラスチックで、表面のパターンも違う。

P229のほうがスライドに厚みがある。
また、P229ではエキストラクターが外部に出ている。
セレーションの違いでP226のほうがスライドは引きやすい。大した差ではないが。

この部分、なぜかP229では横セレーション、P226では縦セレーション。
この違いに一体どんな意味が?
なお、他にもトリガーガード内のパーティングラインがP229では消されているのに、P226では残っているという違いがある。

実射した感覚では他のP220系と大きな違いはない。
スライドが大きく、重いのでやや鈍いながらも強い動きを感じさせてくれる。
マガジンがガス漏れしやすいのも相変わらずだ。
しかし、P229は好きな銃なので(一体いくつ好きな銃があるんだ、とは聞かないでほしい。本人も分かってない)、念願かなって入手できて嬉しい。また、このグリップは細すぎず太すぎず手に合う。これは個人差があるので一概に言えないことだが……。

タナカはP226の新型を出すついでにこのシリーズのマガジンもリニューアルしてくれないものだろうか?

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