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実銃の話：
……ってこんな銃はありません。そう言う訳で、ベースとなったベレッタM84Fのお話を。ベレッタM84FSはベレッタの中型オートM81シリーズの系列。M92のようなショート・リコイルではなくストレート・ブロ−バックを用いる。.380ACP(9mmショート）使用。
映画でもたまに登場するが、派手な映画には出ない。漫画で言うと、有名どころでは『ARMS』（少年サンデー連載）の美沙ママがこれで二挺拳銃をやっていた。
エアガンの話：
かつてWAはベレッタM84Fを発売していた。まあ、あまり出回らなかったが……。つい最近になって新しいマグナ・ブローバック搭載のモデルとしてM84FSチータを発売。そのカスタムとして登場したのがこのタクティクスである。発売前は「タクティカル」と言う名前だったのに、なぜか発売する時には「タクティクス」になっていた。なぜ？
本当は以前のM84Fや今のノーマルのM84FSと比較すればいいのだろうが、持ってない。残念。ノーマルとの違いは前部にセレーションを追加したスライドと、ドーブテールコンバットフロントサイト＆ノバックタイプリアサイト、そしてマグバンパーである。特徴的なセレーションは実質飾りのようなもの。ノバックサイトはいかにもコンシールド・ガンと言った感じで、使いやすさの上でも良いと思う。フロントサイトはひっかかりやすいかもしれない。個人差があると思うが、マグバンパーのお蔭でかなり握りやすかった。スライドはノーマルモデルと異なりHW樹脂製での刻印が薄い。
性能については、鋭さのある強い動きに素直な弾道と、もはや言う事なし。 |
